マラソン関係の本とかネットとかを読んでいても、経験してみないと分からない失敗ってありますよね。「それ常識じゃん」というようなことから、「あ、そういうこともあるのか」ということまで。
足元からいきますね。
マメができました
2回目の約20キロ走(初のハーフ距離走)の時に足の裏にマメができました。その頃はヒモを結び直さずに、足をすぽっといれて走っていたことが多く、その時もまさにそうでした。靴の中で足が動いていたのだと思います。
ちゃんとヒモを結ぶようにして以来、マメは一度も出来ていません。
シューズのベロのところが当たって痛くなりました
シューズのあのベロみたいなところ何て言う名前なんだろうとググってみたらベロ(タン)でした。練習の時にベロの端がシューズに押されて足の甲に当たっていたのに気がつかず、30キロ河川敷レースのスタート前に痛いのに気がついたことがあります。
その時は、ベロの位置をずらして痛いところに当たらないようにし、それ以降、ベロの位置を意識してシューズをはくようにしたところ、痛くならなくなりました。
足の爪が黒くなりました
自主30キロ走の後、右足の親指の爪が黒くなり、ちょっと痛くなりました。ぐぐったところ「ランナーあるある」のようですね。シューズの先端に圧迫されてこうなるみたいですね。シューズは足先に少し余裕があるものを、というのはこれか!と思いました。
それ以来(常識ですが)シューズをはく時に「かかとトントン」しからヒモを結び、シューズをかかと側にホールドするようにしています。(かかとトントンは今でも忘れがち)
ヒモがほどけやすい
最初の頃は、しっかりとヒモを結んだつもりでも、気がつくとほどけていることがありました。ロードでもトレッドミルでも、ヒモがパタパタ音を立てている感触に気がつくとほどけているという現象です。
ほどけにくいヒモの結び方は検索するといろいろ出てきますが、私は蝶結びをした両側をまとめてもう一回結わく方法で結ぶようにしています。テレビで紹介された「ダブルアイレット」を試していたこともあります。これはかかとがホールドされるのでいいようですね。
膝痛
膝痛については、以下の2回で書いているので省略します。今もご機嫌をうかがいながら、悪化はせず、走りにも影響せず、でもやや不安あり、という状態でつきあっています。
テーピング
膝痛予防(悪化予防)のため、不安のある時や長距離を走る時には膝にテーピングをするようになりました(冬はコンプレッション機能のあるタイツを使っています)。
最初はスポーツマッサージでしてもらったテーピングを真似して巻いてみたのですが、走っているうちに端からはがれてきます。走っている途中に、べろ~~んと垂れ下がり、なんともかっこうわるく、走りにくいです。はがれて来たら諦めてはがしていました。
その後、ネットで検索して、動画で簡単にできる方法をみつけて、それ以来、その方法で貼っています。最初のころにはがれた最大の理由はおそらく「角を丸く切らなかった」ことではないかと思っています。テーピングの本も買いました。目的によっていろんな方法がありますね。
揺れるウェストポーチ
外ランの時には、ウェストポーチにスマホとか家の鍵とか少額の現金とか入れて走りますよね?何度か繰り返しているうちに、走った後、微妙に気持ち悪くなっていたことが度々ありました。最初は疲労かな、と思っていたのですが、ある時原因を発見しました。
ウェストポーチにスマホを入れて、それが身体の正面、胃のあたりで走るたびに上下に揺れることで、胃が長時間にわたって揺さぶられていたのです。リュックの前側のベルト(胸の位置とお腹の位置)のお腹の方のベルトで胃が揺さぶられるのもよくないようです。
そりゃ気持ち悪くならないわけないよね。ということで、ウェストポーチは下目にし、スマホは背中側にまわし、リュックの下側のベルトは使わないようにしています。(リュックは上下のベルトで固定したいので下ベルトを使わないのにはデメリットもありますが)
長距離走ると乳首が痛くなりました
男性の場合は乳首を保護するものを着用していないので、長距離走るとランシャツに擦れて痛くなることが多いようです。私の場合は30キロ走でなりました。(最近はペースを上げた15キロ走でも)
そういう時のための男性用のニップレスが販売されていますので、それを利用しました。
帰宅ランに合うリュックはどれ?
普段着で帰宅ランをしていた時には、その時期につかっていたふつうのリュックに荷物と着替えをつめて背負っていました。夏になってコートのフードがなくなり、着替えて帰宅ランするようになると襟もなくなり、首の後ろにリュックが当たって擦れて痛くなるようになってしまいました。
そこでトレラン用のリュックを買ってみたり(悪くなかったんですが、前側がチョッキのようになっていて暑かったのと、チョッキっぽい見栄えが通勤時にやや抵抗感が..)、昔使っていた自転車用のリュックを使ってみたりしましたが(これも首に当たる部分があり、タオルを巻いてみたりしました)、最終的に「帰宅ラン用にお勧め」と進められていたものを購入し、現在まで快適に使っています。
眼鏡の鼻あてのところが痛くなる
ここまで書いて気がついたのですが、痛くなる話ばっかりですね。長時間同じ動作を繰り返すと当たっているところや擦れているところが痛くなるということですね。
眼鏡の鼻あてもその1つでした。夏の昼間の練習や、レースの時にはスポーツ用のサングラスをしているのですが、走った後、鼻あてが当たっていたところがすりむけて痛くなっていました。
すりむけたところが痛くならないよう鼻あてにクッションをつけて保護したのですが、考えてみれば走る時に保護しておけばいいわけです。初マラソンではサングラスの鼻あてにクッションをつけて走ったところ、すりむけずに済みました。
痛くない話
ヒモ以外、痛くなる話ばかりだったので、痛くない話をまとめて書いておきます。
- 空腹時に走ったところ、信号待ちで止まった時にめまいがしました。それ以来、空腹時のランニングには気をつけています。
- 夜間の帰宅ラン...帰宅ランはいつも夜間ですが、リュックの両側にLEDをつけて走っていました。走るとゆらゆら灯りがゆれ、影がふらふら動くので気持ちわるくなりそうです。
- ウェアを入れ間違えて、帰宅ランが出来なかったことがあります。荷物チェックは厳重に。
思い出せなかった失敗談は他にもありそう。
おまけ
今日は仕事の後、ライブに行くので帰宅ランは出来ない日なのに、帰宅ラン前提の格好で出勤し、ランナーっぽい服装でライブに行きました。