ラン×グラフ

ランニングしながらグラフを更新するブログ

フォーム改善に取組中

前々回(フォーム診断ほんとにありがたい(東京マラソンEXPO))に書いた2月24日のフォーム診以来、改善したフォームを定着させるべく、フォームを意識することを優先して走ってきました。

現時点では2月25日(ロード&駒沢公園)、27日(トレッドミルでガチユル)、28日(トレッドミル)、3月2日(ロード帰宅ラン)、3日(トレッドミル)、4日(ロード&駒沢公園)の6日間です。

トレッドミルではペースを設定して走るので「予定ペース」どおりですが、ロードを走る時はペースの維持は気にせずに(とは言っても走りながらたまに々ペースを確認していますが)フォームに集中しています。

 

昨年の東京マラソンEXPOで前傾姿勢をアドバイスをされた後、自分のフォームとして定着(=あまり意識しなくても維持できる)するまでに時間がかかったので(少なくとも昨年11月の30キロ走時点では定着はしていませんでした)、今回は意識的にフォーム定着を優先しようと考えました。2週間後の板橋Cityマラソンにフォーム改善のメリットを享受して少しでも余裕を持って走りたいんですよね。

 

先のエントリーに書いたように、前傾姿勢も今回のアドバイスも知識としては知っていました。今回のアドバイスは昨年12月9日のラン×スマで、秋元才加さんが谷川真理さんに指導されていたことと実質的には(結果としてめざしているフォームは)同じものです。

www4.nhk.or.jp番組を見た当時に自分でもちょっとやってみたのですが、番組ではこの走法をピッチ走法とストライド走法の間くらいの「ローリング走法」として紹介していたことと(私は自分はピッチ走法だと思っています)、「ローリング」が忙しすぎて難しい感じで、「自分の走り方には合わないかも」と思っていました。

(実質的に)ラン×スマと同じ内容でも、自分のフォームを見てアドバイスをいただいて(番組の説明とは違うアプローチからの説明)、やってみたところすんなりと出来て、その場で「出来てますね」と言われました。

1年前の前傾姿勢の時にはその場ではピンと来なかったのとは違います。これは練習すれば身につきそう、という実感がありました。

 

フォーム診断を受けた翌日からフォームを意識して走り始めたのですが、以前よりフォームが「大きく」なったせいか、走り始めには遅めのピッチで、だんだんと普段のピッチ(190bpm前後)に上がってきます。最初のころはフォームの改善点になじめず(気持ちが)疲れたり、ピッチが安定しなかったりしましたが、回数を重ねるにつれて少しずつなじんできました。

昨日の15キロ走では、ペースが上がるとフォーム全体が崩れたりはしましたが、少し抑えて意識することで、最初のころほど苦労せずにフォームを維持できているような気がします。

 

フォーム診断の時に言われたのは、ふくらはぎを使って走ってるので(フルマラソンを走ると)脚が痛くなってもたないでしょう、ということでした。実際に馴染みつつある現時点で気がついたのは、ペースを意識せずにそれほど頑張らずに走っても、自然と(以前よりも)ペースが上がってくるということです。

下が昨日のラップペースです。最初から最後までペースを意識せずにフォーム優先で、最初の3キロ過ぎまでは(私自身のふだんのペースとしては)ゆっくり走っています。6キロまではロードで7キロから駒沢公園に入って2周(4.2キロくらい)走りました。ラップ7~11の途中まででしょうか。

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駒沢公園はコースも(他にランナーが大勢いるという意味で)環境もいいので、走りやすく普段でもペースが上がるのですが、今日は頑張ってペースを上げなくてもキロ5分前後まで自然と普段以上にペースアップしていました。

 

グラフの右から三分の一くらいの「切れ目」(速度が大きく落ちているところ=歩いたところ)は、駒沢公園から出る階段で、その後ペースが落ちています。街中は走りにくいのと、やや疲れてきてフォームが崩れてきたあたりだったと思います。

その後、信号で4回ほど止まっているのが分かりますが、最初の信号以降でまたペースが上がったようです。

 

ガーミンの記録をみたところ10キロのPBでした(15キロのうち連続した10キロで過去の記録より速かった部分があったという意味だと思います)。

 

15キロ走の平均で5分32秒ペースだと、フルマラソンだとどうかなぁというところですが、 レースでも最初は混雑してペースは上がらないでしょうし、距離が長ければ、最初の遅い部分の影響は「薄まる」ので、それほど頑張らずにペースが上がったという今回の結果を前向きにとらえて、2週間後のレースに臨みたいと思います。

 

残りの2週間は走り込み期間ではありませんので頑張って走る必要はありませんが、ペース定着を意識して淡々と練習していきたいですね。