ラン×グラフ

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ハーフマラソンレースレポおよび予測タイムと気温の関係

昨日5月19日(土)、多摩川河川敷の小規模なレースでハーフマラソンを走ってきました。

とても蒸し暑い日でレースの時間帯は気温21~23℃程度(直近の羽田アメダス)、23~24℃、湿度60~75%程度(横浜アメダス)でした。

走り始めから身体中に熱がこもっている感じで、ペースを上げると熱中症になりそうな感じがしたので無理せずペースが落ちるに任せました。(そのわりには心拍数は落ちていない。)

 

結果は2時間6分程度と、自分としてもあまりふるわない記録でしたが、速報順位はハーフマラソン参加者のうち男子30名中5位と参加人数が少ないとはいえ、まぁまぁいい感じです。(過去のレースでは真ん中くらいよりやや遅いか速いか程度だったので)

みんな暑くてペース上げられなかったのでしょうね。

 

そこで思い出したのが、横浜さん (id:Alloutrun)の書いたこの記事「マラソンのタイムと気温の関係と計算ツール」です。このツールを使ってざっくり計算したところ、今回の記録は1月のハイテクハーフマラソンとほぼ同等の記録でした。

 

以前に「フルマラソンのタイムを「予測」してみた」で、やはり横浜さんの記事を参考に練習量と練習時の速度から予測タイムを計算して、実際の練習量、予測タイム、記録をプロットしたグラフを作成して紹介しました。(横浜さんの調査報告記事ほんとにありがたいです。)

 

これに気温補正を加えてみた、というのが今回の記事のメインです。

レース会場の気温は分からないので、一番近そうなアメダスの記録から、レース中盤あたりの気温を小数点以下切り捨てで計算してプロットを追加したのが以下のグラフです。

赤い文字の3レースは歩いている区間があるので対象外、青梅は渋滞がひどくて実力を出し切れていない可能性があるので参考データとすると、残るのは昨年9月のハーフ、1月のハイテクハーフ、4月のかすみがうら、そして今回(5月)のハーフです。

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 昨年9月のハーフが、「予測タイム」より大幅に速いのを除けば、あとはおおむね「予測タイム」に近い結果だということが分かります。渋滞のため参考とした青梅も予測タイムよりやや遅い程度です。

昨年9月の初レース(ハーフ)は確かに暑い日でしたが、日影となっている区間が多かったので、実際の気温はここまでは高くなかったのかもしれません。26℃で補正しましたが20℃くらいだと他の結果と同程度になります。

 

このグラフから推察できることは、2017年9月の初レース以降、速くなったわけではなくて、より長い距離を走れるようになったこと(30kmやフルマラソンを歩かずに走れるようになった)で(あと最初のレースより涼しくなった)記録が伸びた、ということです。(微妙に残念)

 

フルマラソンを歩かずに完走できるようになった今から後、記録を伸ばすためには、より速く走れるようになる必要があり、そのためには練習量(距離)と練習時の速度を上げなければならないということになります。

そして練習量はもう劇的には増やせないので、練習時の速度を上げるよう心がけなければなりませんね。