ラン×グラフ

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帰宅ランDNFと暑さ指数

昨日の帰宅ラン(ハーフ走)DNFしました。帰宅ランのDNFは初めてです。

前々回のエントリーに書いたように5月中旬から毎週ハーフ走を、主に帰宅ランでしています。週の後半、金曜日か木曜日です。今週は昨日がその日でした。

暑くなってからは18時過ぎて日が傾きかけてからスタートするようにしていました。気温は30℃をちょっと下回るかどうかという程度ですが、直射日光もなく外に出ると風もあってちょっと涼しいんですよね。もちろん走り始めたら蒸し暑くはなるんですが、走り始めにちょっと快適だと走る気になれます。

 

昨日は外に出た時の「ちょっと快適」感がいつもより少なめで蒸し暑い感じが強めでした。そのためペース遅めで、水分(スポーツドリンク)の補給を3キロ毎に確実に行うことにしました。

前々回の帰宅ハーフ走では最初の給水のタイミングが遅かったためか、最終盤で脚が動かなくなったので、前回から3キロくらいから給水をはじめることにしていたのです。

3キロ毎に給水していたにも関わらず、後半に入ったころからか、次の給水が待ち遠しくなる感じを前回より強く感じていたように思います。そして1本目のボトルが14キロを過ぎたあたりで空きました。(前回は18キロ過ぎだったかと思います。)

また、13キロくらいからか、身体に熱がこもっている感じをいつもより強く感じています。ちょっと熱中症のリスクを意識しはじめました。熱中症は自覚しにくいようなので、早めの判断が必要かも、という気持ちと、途中でギブアップするとギブアップ癖がつくので頑張りたいという気持ちが交互に現れます。

1本目のボトルが空き、2本目を購入しようと自販機にコインを入れた後にスポーツドリンクが2つとも「売り切れ」と表示されているのに気がつき、これをきっかけに帰宅ラン中止の判断をしました。(上りの空いた電車を乗り継いで帰りました。)

 

「つらさ」という意味ではまだ頑張れたと思いますが、熱中症になった場合には取り返しがつきません。特に帰宅ランの場合には誰もいない場所で倒れてしまう可能性がありますので命にかかわります。「あぶない」と感じるよりも手前での早めの判断が重要だと思います。

 

ここで6月以降の帰宅ハーフ走の環境の違いを東京アメダスのデータ(18時、19時、20時)で比較してみたいと思います。

6月 8日 24.8℃・73%、 24.4℃・75%、 24.4℃・76%
6月14日 20.4℃・76%、 20.1℃・79%、 20.0℃・81%
6月21日 23.1℃・85%、 22.2℃・91%、 21.2℃・96%
6月29日 28.6℃・72%、 27.8℃・75%、 27.1℃・80%
7月 5日 27.5℃・73%、 27.2℃・73%、 27.4℃・71%
7月13日 30.6℃・64%、 30.1℃・65%、 29.1℃・71%
7月20日 29.9℃・74%、 29.4℃・75%、 28.9℃・80%

赤い太字が昨日のデータ、青い太字が先週のデータです。先週と比較して気温はやや低めですが、湿度が大幅に高いことが分かります。湿度が高いと汗が蒸発しにくく体温が下がりくくなりますから、昨日のようになるのはわかります。

先週はそこそこ好調に走れたので、先週と今週の違いの間に「走れる」と「走れない」のボーダーラインがありそうです。

 

温度と湿度の2つの指標では判断しにくいので、環境省が熱中症予防のために公表している暑さ指数(WBGT)を見てみます。ここから過去の時間値をダウンロードします。以下は18時、19時、20時の「東京(東京)」のWBGTです。

6月 8日 22.3、 21.9、 22.0
6月14日 18.4、 18.2、 18.3
6月21日 21.9、 21.3、 20.8
6月29日 26.3、 25.1、 25.0
7月 5日 24.8、 24.3、 24.3
7月13日 26.6、 26.1、 25.9
7月20日 27.7、 26.6、 26.7

先週は26.6からはじまって低下していきました。スタートは26.6よりやや低いくらいでしょうか。今週は27.7からはじまり20時でもまだ26.7ありますので、先週より確実に「暑い」環境だったことが分かります。

追記:グラフにしてみました。赤い範囲がおおむねの帰宅ランの時間帯です。

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今後の帰宅ランの判断はWBGTの予測値を目安にしたいと思います。厳しそうな場合には、無理をせずトレッドミル走ですね。暑い中走ることが目的ではなくて、毎週、「距離をふむ」ことが目的なのでトレッドミルでも問題はありません。