ラン×グラフ

ランニングしながらグラフを更新するブログ

湘南国際マラソンレースレポ(2)レース中

走行記録は(1)に書いたので、それ以外について思い出したことを書きたいと思います。

ウェア

去年は半袖ランシャツ、短パン+タイツでしたが、今年はタイツ無しで代わりにゲイターをはきました。ゲイターも無しの予定だったのですが、会場入りした時刻が寒くて念のためと思って荷物にいれたゲイターを会場で履きました。

去年も今年も膝にテーピングをしています。

待機列待ちの防寒として、去年は使い捨て用に買った百円のレインコート、今年はレインジャケット(身体があたたまったら腰に巻く)です。レインジャケットは去年の湘南国際マラソンの次のレースであるハイテクハーフマラソンから使っています。レインジャケットを腰にまくとウェストポーチが揺れにくくなるのでその点からも便利です。

左が去年の湘南国際マラソン(あえて撃沈して歩いた時の写真)、右が今年のゴール前の激坂を登っている時の写真です。今年は家族に見つけてもらいやすいように、目立つ色のウェアを着るように頼まれて、オレンジ色のウェアにしました。右の写真はファミリーランに参加されたわたなべさんが気がついて撮って下さったものです。

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左:去年の湘南国際、右:今回の湘南国際

レース会場入り

昨年は専用列車を予約して二宮駅まで行き、バス待ちの人数があまりにも膨大だったので駅からレース会場の大磯プリンスホテルまで歩きました。結構な距離(約3キロ)があったので今年は会場入りのバスを予約し品川駅から会場に直行しました。

7:30到着のバスでしたが余裕をみて運行予定が組まれていたためか7時頃には会場に到着しました。

会場のレイアウトが昨年から大きく変更されていて、会場のエントランスから更衣室まで大きく迂回して歩かされます。更衣室まで15分くらいかかりました。着替えて(といっても上に着ているものを脱いでバッグに入れるだけ)荷物を預け、はてぶろランナーさん達のシューズ円陣の場所に向かいましたが、そこには別のグループ(同じロゴが入ったランシャツのグループ)のランナーさん達がいます。確認したところ現地のレイアウトの変更に合わせて集合場所が変更になっていました。

スタート列に並ぶ時刻は8時、スタートが9時です。寒い中外で待つのはつらいなぁと見回すとふだんはコインロッカーがある建物(当日は無料マッサージ等が行われていた)に入れそうです。入ってみると大勢のランナーさん達がそこで寒さをしのいで時間を待っていました。

整列開始時間より少し後の8時10分頃にCブロックに並びました。Cブロックの中では比較的前の方です。下の写真の坂の下がCブロックの先頭です。A、Bブロックは写真奥に整列しているようです。テントのあたりに風船をつけたペーサーさんが見えました。

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Cブロックの待機列

トイレ問題

トイレ(に行きたくなる)問題には毎回悩まされます。

会場入りしてすぐ、着替えた後、そして整列の直前にトイレに行きました。当日朝の自宅での水分摂取は控えめにしておいて会場についてから水分を取ったことと、しっかりと「出し切った」ので、待機列に並んでいる時には、レース中にトイレに行きたくなる心配はないだろうと感じていました。

ところがスタート(上記の場所から高速道路上に移動したところにスタートラインがあります)した後すぐに、早くも尿意をもよおしました。今回は4度目の正直でサブ4達成の可能性も高いことからトイレで時間を無駄にしたくはありません。どうしても行きたくなった場合でも待ち時間ゼロ、ロスタイム30秒程度に抑えたいところです。(板橋シティマラソンと横浜マラソンでは、終盤の空いているトイレに行き、その程度のロスタイムで済みました。)

トイレを通過する度にコースからの行きやすさや待ち行列を確認し、がまんしながら進みます。そして過去の計算から走っている時には身体が揺さぶられてトイレに行きたいような気がしていても止まるとそうでもない、ということが多いことも分かっていますので、できれば最後まで行かないで済ませようと考えていました。

進むにつれてだんだんと気にならなくなり、終盤はすっかり忘れていたほどです。結果としては最後まで行かずにゴールできました。ゴール後にしばらく休憩し、着替えて会場を離れる段階で「行っておくか」という感じでトイレに行っておいた程度だったので、行かなくて正解でした。

給水・給食

全エイドで給水しました。出来るだけスポーツドリンクを取りましたが、ロスタイムを少なくすることを優先して、スポーツドリンクが取りにくい場合には水を取りました。

そして今までは給水時には20~30秒、あえて歩きましたが、今回は給水も含めて平均ペースをキロ5分30秒維持を意識して、給水時には最低限の徒歩にとどめました(終盤の給水では20秒歩きましたが)。走って取るとうまく飲めなかったりするので(目黒シティランで経験済み)10秒ほどの歩き(ロスタイムは6秒程度?)は気にしないことにします。

エイドではあえて30秒ほど歩き、走るペースで調整した方が、結果としていい記録が出る、という話もあるので、もう少し意識して歩いてもいいのかもしれません。この話は去年の初マラソンの湘南国際マラソンの前に書きました

給食の方は3回取りました。11キロ、19キロ、31キロ付近の3箇所です。計画してこの3箇所にしたのではなく行き当たりばったりです。1箇所目はバナナとレーズン、2箇所目は焼き菓子っぽいもの、3箇所目...が思い出せません(再度、バナナだったかも)。

給食を取ると思いの外時間がとられるので、間で1回、持って行っておいたマグオンを少しずつ走りながら食べました。全力さんが書かれていたソフトフラスクにあらかじめ水に溶かして食べやすく(飲みやすく)したものを用意していこうと思っていたのですが、事前に試していなかったので慣れた方法でいくことにしました。

天候

予報では昨年よりもスタートからゴールまで少し気温が高めで、スタート時は曇、途中からゴールまでは晴、ということでした。横浜マラソンほど暑くはないとしても、直射日光を長時間あびる影響はあるのではないかと思ってましたが、当日は、ゴールまで曇で、一時、小雨が降りかけた天候でした。

レースの条件としては最適で、これもサブ4達成を支えてくれたのではないかと思います。(次の目標を目指す予定のかすみがうらマラソンは4月なので気温が気になります)

応援

沿道の一般の応援は昨年よりやや少なめだったような気がしますが、やはり大勢の方の応援がありました。昨年の初マラソンでは、一般の応援が非常に力になり、その反面、応援がいなくなる終盤の高速道路ではしんどさが増していたように記憶しています。今回は応援がいない区間だからよりつらい、という感じはありませんでした。(それでも沿道の賑やかな応援は元気が出るものです)

去年は私設エイドから食べるものをいただいたり、終盤にいただいたコーラがすっきりしてとてもありがたかったりしましたが、今回は上に書いたようにエイドの利用は最低限に抑えたこともあり、私設エイドは利用しませんでした。

はてぶろランナーさん達の応援もありました。今回はシューズ円陣に参加できなかったので、まだはてぶろランナー歴が浅い私には見つけていただけるとは思えず走っている時も注意していませんでしたが、往路でふと沿道の声援でふと視線をむけると見た顔の方がいました(先方は私のことをご存じないので声援は私に向けたものではありませんが)。振り返るとはてぶろのオレンジ色の幟が見えました。自分に向けられた声援でなくても力になるものです。

そしてゴール前の激坂でファミリーランに参加されたわたなべさんが私をみつけてくださっていました。ありがとうございました。(私は残念ながらわたなべさんを見つけられませんでした。激坂に気を取られていたのかも)

そして家族(両親と妻)の応援がありました。横浜や湘南国際は来やすいので、両親も応援に来てくれるようです。去年はゴール手前で私が両親を見つけまして声をかけましたが、両親はあさっての方向を探していて私を見つけられなかったので、今年は両親にとってもリベンジでした。今年は1つ目の折り返し前後でお互いにみつけて応援してもらいました。(ゴール手前は時間を合わせそこなって間に合わなかったそうです。)

走っている時にエントリーを後悔しなかった

過去の4回のフルマラソンでは、終盤つらくなると「なんでエントリーしたんだろう」「もう次はフルマラソンは走りたくない」と思っていました。ゴールしたらつらさは忘れ、翌日には別のレースにエントリーしたくなるのですが...

今回はレース中も全くそういう気持ちになりませんでした。終盤、つらくてもしんどくてもペーサーについていき最後はペースを上げて、目標の記録を達成できたということは、撃沈したり減速してしまった過去のレースの方が精神的に厳しかったのかもしれません。 

 

まだ書き残したことがありそうなので、もう1回くらい続くと思います。(まとめと次の目標を書くかも)