マラソン2シーズン目最後の平地ロードフルマラソンとして2回目のかすみがうらマラソンを走ってきました。フルマラソン7本目、今シーズン4本目です。
いつもレースレポは結果から入るのですが、今回はエントリースすることになったなりゆきから書いていきたいと思います。
エントリーした理由
去年は4月のレースが「暑い」ということも知らずに、ラン×スマの田村亮さんの自己ベストのレースだというくらいの理由でかすみがうらマラソンに参加しました。
今年は去年とは違うレースを走ろうと思いながらも、結果として横浜(前回は台風で中止)→湘南(前回は初マラソン、今回は初サブ4)→(初トラックの)OTT5000m→ハイテクハーフ→青梅→板橋と、OTT以外は去年と全く同じレースになっていました。
4月のかすみがうらは去年は小雨のおかげで走りやすかったものの、基本的には暑いのでレースどうしようかな、と迷っていたんですよね。
去年のかすみがうらマラソンは、晴輝さんが練習レースを兼ねてサブ4の自主ペーサーをしていたのですが、スタートブロックが離れていて姿を見かけることさえありませんでした。(晴輝さんについていったランナーさんは見事サブ4達成されたとか)
その晴輝さんが今回は3時間45分のペーサーをすると早いうち(11月はじめ)に宣言していたのを目にしていました。私がまだサブ4を達成していない時期です。サブ4も達成していないので3時間45分には挑戦できません。
そして2018年12月2日の湘南国際でついに3時間55分でサブ4を達成し、その翌日にはかすみがうらマラソンで3時間45分に挑戦すると決めました。エントリー開始日はその翌々日です。
3月のかすみがうらマラソンまで4ヶ月半。マラソンを始めた頃ほどの大きな伸び幅は期待できないのは分かっていたので、正直達成できるかどうか自信はありません。自信はありませんが、せっかくのペーサーについて挑戦できる機会を逃す手はありません。
サブ4までに4レースかかった経験から、ダメでもとにかく挑戦してみることが大切だ、という気持ちにもなっていました。
ペーサー晴輝さんのサポート
去年、晴輝さんは風船をつけて(たぶん)「自主ペーサー」と書いたゼッケンをつけて、居合わせたランナーさんを対象にペーサーをされていたので、今回ももちろん私のためのペーサーというわけではありません。公開自主ペーサーです(これ、今回のレースの伏線)。
ですから当日、晴輝さんを見つけてついて走る、くらい気持ちでの宣言でした。とは言ってもスタートブロックが違うと昨年と同じことになりかねません。同じ申告タイムにしましょうと提案していただき3時間44分50秒を申告してエントリーしました。
2月には私の15キロビルドアップのタイムを聞かれ、その後、かすみがうらマラソンのラップ表の案をいただきました。
かすみがうらマラソンの前に3月の板橋Cityマラソンがあり、これは一人で走ります。3時間45分の自信は全く無かったので、板橋では作ってもらったラップ表を使って走ってみることにしました。ダメ元で撃沈覚悟です。撃沈前提ではないので、ここで達成できれば、という気持ちで走ることにしました。
その板橋の前の練習メニューについて提案をいただき実行しました。
そして板橋Cityマラソンは想定内の撃沈ですが、歩かずに完走してかすみがうらマラソンを想定したデータ(心拍数160を超えてからの距離)も取れました。
これをベースにゴールの19km前までは心拍数160を超えないようにペースを抑えたラップ表を自分で作りました。さらにスタート後の渋滞と途中の起伏を考慮して晴輝さんが修正して最終案となります。(スタート後の渋滞は想定以上でしたが)
板橋の前あたりから左足裏にしびれがあり、モートン病だったという話は以前に書いたとおりです。これも晴輝さんからのヘルプがあって直前になんとか対策できました。
かすみがうらマラソン前の練習メニューにも助言をいただき、本番を迎えたという訳です。
レースで居合わせたランナーさんと同じように当日ついて走れば、くらいの気持ちだったのに、いかに手厚くサポートしていただいたかということです。
レース当日へ
そしてゼッケンが届きました。Cブロックです。
なんとペーサーがもう1人いることがわかりました。晴輝さんのペーサー宣言をみて、一緒にペーサーをしようという、なかのっちさんです(重要人物として後に登場します)。晴輝さんとほぼ同じ走力の若いランナーさんです。関西からいらっしゃったのですが、キャップを忘れてきたそうなので、私がもう1つキャップを持って行くことにしました。(自主ペーサーの風船をつけるためのキャップ)
そして、かすみがうらマラソン当日を迎えます。昨年ほどの好条件ではありませんが、平年並みの気温、曇りで風ありの天気予報です。