ラン×グラフ

ランニングしながらグラフを更新するブログ

トレイルランナーズカップ静岡

トレイルランナーズカップ静岡に参加してきました。

トレイルランナーズカップ静岡はショート3km、ロング6km、対象者は「3歳以上のトレイルランニングに興味がある方ならどなたでも」という非常にハードルの低いトレランレースです。

先月、小布施見にマラソンでファンランデビューした妻が、トレランも経験してみたいということで自分で見つけてきたレースです。フルにエントリーしました。

当日は早朝に自宅を出発し、レンタカーで現地入りしました(早めに出たので受付の2時間前くらいに現地到着)。

場所は富士山こどもの国の園内で、シングルトラックのトレイル区間より草原のクロカン区間の方が少し長いかなというくらいのコースです。ちなみにここはUTMFのスタート地点でもあります。

下はガーミンに記録された実際の走行ルートです。もともとは1周3キロ、2周で6キロというアナウンスでしたが、当日、変更されて1周3.6キロになっていました。

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オフィシャルサイトの地図を下記に転載します。左下のトレイル区間が実際の方が長くなっているのが分かります。2周のフルは7キロちょっとくらいでしょうか。1周目から2周目の間に一旦スタート地点に戻らないので2倍の距離はありません。

ガーミンの記録では6.64キロでした。(GPSによる記録は誤差を含むので、直線が直線として記録できません。そのため通常ソフトウェアで補正されますが、その際、残った誤差により直線コースは実際よい長めに、細かく右左折するようなコースの場合、距離が短めに記録されてしまいます。)

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参加条件が3歳以上というだけでなく、当日エントリーも可能という緩いレースです。

受付を済ませてゼッケンをもらいます。計測タグは使わずゴール時にQR コードを読み取って記録する方式です。

受付後、トレイルランナーズの代表の松永紘明さんと、ゲストランナー大石由美子さんによるトレラン教室があります。

その後、開会式です。開会式で2日前に見たばかりの丹羽薫さんをみかけました。ゼッケンも無く親戚のお子さんの伴走にプライベートでいらっしゃったそうです。司会の松永さんが丹羽さんを見つけ、プライベートでいらっしゃってるのに声をかけていいものかどうか迷ったが触れないのも失礼かと思い、とおっしゃって丹羽さんも紹介されました。

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スタートからゴール

そしていよいよスタートです。フルが12時30分スタート、ショートが13:05スタートです。

私は当初、小布施見にマラソンの時のように一緒に走るつもりでしたが、本気で走ってもいいよということだったので、初めて一人で走ってみるのもいいだろうと思い、私は私で走ることにしました。

なにしろいろいろ緩いレースなので、どれくらいガチの人がいるかと思っていましたが、スタートから結構なペースです。着いていくことはせずに自分のペースで走り始めました。

標高1000m弱なので東京よりはやや気温が低いとはいえ、暑い日でした。ガーミンには30℃と記録されていました。

1周目の前半はクロカン区間でどんどん抜かれます。トレイルはシングルトラックなのですが、速い人は抜けそうなところがあると抜いていきました。

1周目のトレイル区間の最初の方で左足のすねを木に強くぶつけました。これは怪我をしているなと思いましたが、走れない痛みではないので後で様子をみることにして先に進みます。

急勾配で歩いたタイミングで脚をみるとやはり怪我をしているようでした。それほど酷い感じではなかったのでゴール後に手当をすることにしました。

1周目はクロカン区間で直射日光と地面の照り返しからの暑さもあって、結構しんどい感じでした。草の丘を越えて下ると遠くにゴールが見えます。ショートの選手がそろそろ準備をしている感じでした。それを横目に2周目に入ります。

2周目に入ると身体が慣れてきて、息も脚のしんどさも減って安定して走れる感じになってきました。

2周目はへばって落ちてくる人を抜きながら進む感じになりました。トレラン区間では前の人について進んでいたのですが、私にはちょっと余裕のあるペースです。後ろから来た人に道を譲ったところ前の人を追い抜いていったので、便乗して一緒に前を抜くことができました。

丘をゆっくり走って上り、ゴールの見える丘を越えたところでゴールに向かいます。元気で全力疾走するランナー2、3人に抜かれ、ゴールしました。

ゴール後

ゴール後に傷を水で流したところ、じわーっと血が出ていました。救護の方に聞いたところ消毒薬は用意されていなかったようなので、あきらめて水でしっかりと流し、帰りにドラッグストアに寄ることにしました。

ゴール後、のんびりしながら妻のゴールを待ちます。40分くらい経った頃、見覚えのあるフォームのランナーがやってきました。途中で知り合いになった別のランナーさんと仲良く話をしながらのゴールです。

表彰ではフル、ハーフ、それぞれ男女、年齢別に3位までの表彰がありました。

おどろいたのはフルの部の男子の1位、そして総合優勝が中学生だったことです。妻によるとめちゃくちゃ速い「親子」に周回遅れにされたそうですが、実は親子ではなくて、1位になった中学生と2位になった大人(他人)だったようです。

私は50分46秒で男子の部でも男子年齢別の部でも上位から3分の1くらいの順位でしたが、1位の中学生は32分50秒という速さです。将来有望ですね!

表彰の途中でハーフの部の最終ランナーがゴールしました。3歳の男の子です。司会の松永さんの呼びかけでみんなでアーチを作ってゴールを迎え、その子を表彰台に乗せました。

グラフ

いつものグラフです。ガーミンは気圧による相対高度を記録するので、1周目と2周目の高度が重なりませんがだいたい分かると思います。1周目より2周目の方が体感としても安定していた気がしましたが、ペースも2周目の方が少し速かったようです。

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次に心拍数です。途中でへばって心拍数が落ちることなく(まぁ7キロ弱ですし)、最後まで上げていけたようです。

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短いレースでしたが暑い日でもありちょうどよく楽しめました。

初トレランの妻は1周目で(暑さもあってきつく)リタイアしようかと思いながらも2周目に友達も作って一緒に進み、頑張って完走でき楽しかったそうです。