ラン×グラフ

ランニングしながらグラフを更新するブログ

30キロ走×2で自信を失う

横浜マラソンが中止にならなかったとしても、「走って完走」は出来なかったと思います。「完走」すら出来ていたかどうか、自信はありませんでした。

 

自信をつけるには距離を経験するしかない(「距離を踏む」というようです)と、「金トレ」メニューの持久走を2本とも30キロにすることにしました。(他の練習は金哲彦さんのメニューどおり進めました。ただしレースまで1ヶ月程度しかないので残り日数に合わせて途中から開始です。)

 

 

前回の30キロ走のオーバーペースを反省し、ペースを落として走ることにしました。

下がオーバーペースした最初の30キロ走です。青がペース、茶色が地形です。灰色は9月のハーフレースのグラフです。黒い点線は予定したペースで、21キロ過ぎまでは予定通り走れていて、その後どんどんペースダウンしていることが分かります。

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最初の10キロをキロ6分30秒弱、次の10キロをキロ6分20秒弱、残りは成り行きで決めることにしました。(これだとフルマラソンの目標サブ4.5=4時間半切りはできませんが)

23キロくらいまでは予定通り走れました。まだ余裕があると感じたので(調子にのって)河川敷から離れて長い上り坂が3本ある自宅に向かうコースに向かったのが間違いでした。

1つ目の坂を越えた後、飲み物を補給するため自販機で立ち止まり、いわゆるエナジードリンクを1本のみ、スポーツドリンクを1本購入しました。ここでまとまった時間立ち止まってしまったため、脚が止まり再度走り出してもつらい状況となってしまいました。

2つ目の坂を前にして心が折れ、28キロ手前で走るのをやめてしまいました。

下が挫折した30キロ走です。青がペース、茶色が地形です(26キロまでは前回と同じ起伏であることが分かります)。灰色は前回のオーバーペースの30キロ走です。黒い点線は予定したペースで、23キロまでは予定通り走れていて、その後2キロペースダウン、その後は頻繁に歩いています。

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これは大きな挫折でした。これ以前の練習では、まがりなりにも(歩いたり走ったりしてでも)予定した距離は走ってきたはずなのに、この時は途中で走るのをやめてしまった。後から振り返ると「もうちょっと頑張れたはず」「最初の30キロ走よりはきつくなかったはず」と反省しきりです。

 

単独で走ると給水が無い(自分で持って走って、何度か自販機で補給しなければならない)、一人で走るより大勢で走った方が頑張れそう、という理由で翌週の30キロ走はレースで走ることにして、その時点でもエントリーできる河川敷のレースを1つ見つけてエントリーしました。

 

河川敷レースは私にとって2度目のレースでした。会場の荒川河川敷のスタート地点に寒い中ランナーが集まってきます。やはり一人で練習するより楽しそうです。

片道2.5キロ、往復5キロのコースを6往復です。

1週前と同じペースで走るつもりだったのですが、勘違いして10秒速いペースで走っていました。最初の10キロがキロ6分20秒、次の10キロが6分10秒ということです。幸いこのペースならフルマラソンでサブ4.5を目指せます。

計画通りのペースで25キロまで走り、きつくなって来たところでトイレに行きました。ここで脚が止まってしまったこともあり、その後頑張ったつもりだったのですが、最後の往復の往路の途中、28キロ目からついに歩いたり走ったりとなってしまいました。

最後の復路の途中で妻が見物にきて声を掛けてくれ、それを聞いてキロ5分半くらいのペースで数百メートル走りました。その後、再度ちょっと歩いて残りはゴールまで走ったのです。

「なんだよまだ走れるじゃん」と自分につっこみ。

脚よりもメンタルの弱さが主因だということが判明しました。

 

下がこのレースです。青がペース、茶色が地形です。灰色は前回の挫折した30キロ走です。黒い点線は予定したペースで、26キロ過ぎでは予定通り走れていて、その後1キロペースダウン、その後は頻繁に歩いていますが、29キロ過ぎにペースを戻しています。f:id:rungraph:20171214162556p:plain

記録は3時間13分。前回のオーバーペース30キロ走(3時間4分)よりも悪い記録です。ペースを落としたのにこの結果は、やはりメンタルが問題ですよね。

フルマラソン以前に30キロすら走りきれず自信喪失することになった3本の30キロ走からどうやって湘南国際マラソンを走るか。

 

 

この頃はマラソンシーズンに入っているため、ネットでも多くのランナーさんのレースレポを読む機会がありました。「なるほど、マラソンを何回も走っている人でも速い人でも、苦しいのや痛いのは当たり前、私が感じているのは苦しいうちには入らないんだな。(そしてそれでもマラソンは楽しいんだな。)」と納得し、どうやって乗り越えたか、どれくらい頑張っているか、どういう工夫をしているか、などなど学ぶことが沢山ありました。

特に師匠の今年のいろんなレース経験や練習の様子、イーブンペースで走りきった直近のレース、そしてもう一人の先輩ランナー(サブ4ランナー)のコンディションの悪い中サブ4で走りきった様子などを読んだこと、金哲彦さんが足のまめをつぶしながらウルトラマンを走りきったこと(ラン×スマで視聴)等は、湘南国際マラソンの本番に向けた大きな励みになりました。

この時期ほど、他のランナーさんの経験をありがたいと思ったことはないと思います。そして今でもありがたく読んでいます。

そしてこのブログの最初の記事にも書いたように、これがブログを書こうと思った動機なのです。

 

いっそ体調悪くなって湘南国際マラソン走れなければいいのに、という考えが頭をよぎるところまで自信を失ったところから気持ちを立て直せたのもランナーさん達のレースレポなどのおかげです。

 

 

いよいよ12月3日には湘南国際マラソンです。膝痛もほぼ無くなり、脚の調子も体調も万全、天候にも恵まれて当日を迎えました。レースレポは後日ゆっくり書きたいと思います。(ブログ開設からここまで1日で書きました)

 

ここまでの月間走行距離:
2015年12月:  2km( 2回)
2016年 1月: 13km( 4回)
2016年 2月: 33km(13回)
2016年 3月: 38km(12回)
2016年 4月: 43km(11回)
2016年 5月: 32km( 8回)
2016年 6月: 48km(13回)
2016年 7月: 19km( 4回)
2016年 8月: 15km( 4回)
2016年 9月: 36km( 8回)
2016年10月: 73km(19回)
2016年11月:130km(23回)
2016年12月:125km(20回)
2017年 1月: 97km(16回)
2017年 2月:228km(25回)
2017年 3月: 95km( 7回)3月から4月にかけて4週休み
2017年 4月:100km(13回)
2017年 5月:186km(16回)
2017年 6月:150km(13回)
2017年 7月: 98km(13回)
2017年 8月:142km(21回)
2017年 9月:202km(24回)
2017年10月:179km(19回)
2017年11月:201km(16回)