2018年1月14日「ハイテクハーフマラソン」というマラソンらしからぬ響きのある名前のレースに参加し、自己ベスト（といってもハーフマラソン２レース目）の１時間５２分台、（グロスで１時間５３分台）で完走しました。
このレースが参加者１万人規模のレースということはエントリー直前に知り、以前は「谷川真理ハーフマラソン」だったということをレースの数日前に知りました。（初心者です）
１月５日に左膝の膝痛が再発し、１月９日には何とか治った経過を書いたくらいで、今回は走らないかもしれないと思っていたレースでした。
そして左膝が治った後は、同じく左膝の古傷が走り始めに痛くなって（しばらく走らない期間があると痛みがちな古傷）、キロ７：３０程度（ほぼ早足）でないと走れず、ふつうに走るまでに２キロくらいかかる状態でした。
ところが、レース前日の練習では走り始めに古傷もほとんど痛まず、体調もよく、ベストコンディションに近い状況となり、当日を迎えます。
ハイテクハーフマラソンのコースは荒川河川敷です。ここは走りきれなかった３０キロ走の２本目をレースで走った（悪い）思い出のある場所です。３０キロ走は２．５キロのコースを６往復でしたが、今回はスタート地点はほぼ同じ場所で同じく上流に向かって１往復する片道１０．５キロのコースです。
写真は橋を渡って最寄りの駅からレース会場に向かうところです。風の強いとても寒い日でした。
会場にはスタート時刻の５５分くらい前に到着しました。レースのために設置されたトイレは文字通り長蛇の列だったのでパスし、（寒いのでゆっくり）着替えて、ひなたのテント横で寒さと風を避けて時間をつぶし（荷物を預ける直前まで薄いウィンドジャケットを着ていました）、荷物を預けました。荷物預かり所の近くにある３０キロ走の時に使った常設トイレに行ってみたところ、列が短かったのでそこに行き、スタート列に並んだのがスタート１５分前です。（上流コースの第１ウェーブ）
台風で中止となった横浜マラソンの前に持久走１５キロの代わりに走ったハーフマラソン（初レース）を走りましたが、それ以来のハーフマラソンです。練習でもハーフの距離は何度も走っていて「走って完走」できない心配はないのですが、前回のハーフマラソンで最後の３キロで大幅に速度を落とした記憶があり（記録は２時間３分）、今回は慎重に２時間をぎりぎり切れるくらいのペース（キロ５分４０秒）で走ろうかと１週間前には弱気でしたが、レース数日前に考えが変わります。
完走できない心配があるわけではないし、当面の目標は「フルマラソンを走って完走（サブ４．５）」なので、ハーフで減速するかどうかこだわることはないんじゃないか、少し高めのペースで走って、減速したらしたでその時じゃないか（減速しないよう頑張れば．．．いいはず）。
目標を１時間５５分、ペースはキロ５分２５秒とすることにしました。
レース経過（ペースと地形）をグラフで載せますね。黒い点線が目標のキロ５分２５秒、青がペース、茶色が地形です。
ウォーミングアップの後、最初はキロ５分２５秒程度で走りはじめたんですが、たまたま同じくらいのペースの人がいて、その人が５分２０秒程度だったので、ついていくことにしました。結構長い間、距離が近づいたり離れたりしながらも、その人についていったんですが、そのうち見えなくなりました。無理せずキロ５分２０秒程度で走ります。
７．７キロあたりで折り返して来た先導車（自転車）とトップランナーとすれ違います。一瞬の出来事でした。
８．５キロあたりで、ゲストランナーの猫ひろしさんを含む集団とすれ違います。やっぱり速い！猫さんは必死の形相でまわりのランナーと競っています。
折り返し地点に近づいて、堤防の上に登る前は風もそれほど気になりませんでしたが、堤防の上に登ると、冷たく強い逆風が吹き始めました。
地図をみると橋を渡ったようですが、走っている時には気がつきませんでした。再度堤防から降りて折り返し地点に向かいます。折り返し地点前にペースが落ちているのは、堤防への登り降りがあったからかもしれません。折り返し後には同じ坂を勢いを殺さず駆け下りたのでペースが上がっています。
なお、上のグラフで短くペースが落ちている５キロ付近と１６キロ付近の２カ所は給水所です。１３キロ付近にも給水があったのですが、あまり歩かなかったようです。給水の時には少し歩くことに決めていて１０～３０秒程度歩いたつもりでした。
折り返し後につづきます。
