ラン×グラフ

ランニングしながらグラフを更新するブログ

青梅マラソン(余った脚でゴール前頑張った)

折り返し地点のすぐ後に15キロ地点があります。(ゴールはスタート地点より少し先なので)

渋滞に悩まされた前半でしたが、後半のペースがどうなったか書きますね。

もったいぶらずに後半グラフどん!

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地形で分かるように折り返してからはおおむね下りで、16キロに少し上り坂、21キロ過ぎに勾配の大きめな上り坂、25キロ付近に長めの登り坂があります。

19キロの後と25キロあたりに2カ所遅い箇所がありますが、これは給水だと思います。(下の方に掲載した平均ピッチグラフでも分かります)

 

目標ペースキロ5分45秒をほぼ上回っていた前半とは打って変わって、おおむね目標ペースを下まわっています。

16:5分28秒/キロ
17:5分22秒/キロ
18:5分34秒/キロ
19:5分06秒/キロ
20:5分50秒/キロ(給水)
21:5分34秒/キロ
22:5分51秒/キロ(登り坂)
23:5分30秒/キロ
24:5分26秒/キロ
25:6分17秒/キロ(登り坂)
26:6分00秒/キロ(登り坂&給水)
27:5分32秒/キロ
28:5分07秒/キロ
29:5分25秒/キロ
30:5分04秒/キロ

折り返した途端に、渋滞がちょっと緩和され走りやすくなったのを実感しました。道幅は変わらないはずですが、下り坂になったので全体にペースが上がってランナーがばらけてきたのだと思います。

そうは言っても、すいすいと追い抜いていけるほどランナーがまばらになったわけではありません。間の開いているところを見つけて、右に行ったり、左に行ったり、速度の違う2人のランナーの間が空くのを待って間を抜けたり、無駄に脚を使いながら、追い抜いていきました。レース序盤の混雑を脚を使って間を抜けていくのはよくない、ということは知っていましたが、折り返しも過ぎているので、そうも言っていられないわけです。他のランナーに接触しそうになったこともあり、反省しながら走りました。

 

このあたりで、ふと、スタートからここまでひたすら他のランナーの群れを追い抜きながら走っていることに気がつきました。過去の数少ないレース(4レース)では無かった経験です。スタート位置が現在の実力より後ろだったから可能なことですが、自分が速いランナーであるかのような錯覚を覚えて気持ちよく走ります。(テンションあがりますね!錯覚ですけど。)

 

下り坂をペースを落とさずに走るのはわりと好きで100m平均のペースではキロ4分30秒より速いタイミングもあったようです。

下のグラフのオレンジの棒グラフは、1キロ毎の高度上昇から下降分を差し引いたものです。25キロでは高度が変わらないように見えますが、ここは坂を登って降りる区間なので、ペースも落ちています。

下のグラフの1キロ平均ペースでみると、19キロ、終盤の28キロ、30キロのラップにキロ5分4~7秒と速いペースで走っています。前半の下り坂(5キロ、9キロ)でもペースは上がっています。

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21キロの坂も25キロの坂も、負担感があまり変わらない程度にペースは落としていますが、わりと気持ちよく登った記憶があります。

 

26キロ以降は、平坦と下りのみです。沿道からも「もう登り坂はないよ!」と声がかかり、安心してペースを上げました。

時計をみるとキロ5分5秒程度でした。おそらく27キロ付近だったと思います。残り3キロをこのペースで走ろうと決めて(湘南国際マラソンでゴール3、4キロ手前で急失速して1.5キロくらい歩いたのを思い出しちょっと不安になりながらも)走りました。

脚の下の方に少ししびれた感覚があります。湘南国際マラソンで脚が止まるちょっと前に感じたアレです。今回は走り続けているうちに、その感覚もなくなりました。

もう1つ気になったのは、首の後ろがちょっと痛い(というほどでもない)ことです。あごが上がってたんですね。気がついて視線をやや下に落とすと治るのですが、気がつくとまたあごが上がっています。

そんなことを繰り返していると、「もうすぐ3時間です。このあたりのランナーさん達は1キロ6分ペースで走ってきた人達です」というようなアナウンスが聞こえてきました。「え?3時間超えちゃうの?」と一瞬焦って、「いやいやそれは違うよね。スタートラインに辿り着くまでに10分かかってるんだから、もうちょっとペース速いよね。」と思いながらも、(ネットタイムで)3時間は死守しようと、ペースを落とさずに走る励みになりました。

 

ラストの1キロも5分5秒で走り、最後の交差点を右折してゴールです。

30キロ走、30キロレースを「走って完走」できなかった、という苦手意識を払拭することができたこと、来月の板橋Cityマラソンに繋がる結果になったことがなによりうれしくゴールゲートをくぐり、時計を止めました。

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下はペースと心拍数。前半(登り)は渋滞にペースを阻まれおおむね155bpm程度で横ばいです。後半(下り)で165bpm程度まで上がり、最後の3キロは170bpmくらいですね。

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平均ピッチは185歩/分くらいでしょうか。ペースが上がってもあまり変わらないですね。

下がっている区間は給水だと思います。(私設給水所を利用したり、公式給水所を適当に飛ばしたりしましたが、グラフをみるとだいたい等間隔で給水できていますね。)

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一方、歩幅はペースにほぼ連動しています。速度を上げる時はピッチではなく歩幅が広がっているようです。

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最後に11月12日の「走って完走」できなかった最後の30キロレース(荒川河川敷)のペース、地形と重ねた今回の全体グラフです。渋滞に阻まれたにも関わらず序盤から前回よりペースはおおむね速く、後半は大幅に速いペースで走っています。前回は26.5キロ当たりで撃沈して歩いたり走ったりしていますね。この変化が3ヶ月の練習の成果ですね。(初心者の伸びしろボーナス時期)

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地形のグラフが前半と後半で一致していないのは、気圧の変化の影響を受けた誤差なのだと思います。地形を無理矢理「補正」してみました。

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以上、ペースの話でした。

レース前後のことや、レース中のことなどは後日、別に書きたいと思います。

 

板橋Cityマラソンの目標?...「サブ4です」と宣言できるほどの自信まだありません。(今回の平均ペース5分46秒では足りていないので。)