ラン×グラフ

ランニングしながらグラフを更新するブログ

トレラン練習会@筑波山

来週末(6月2日)の上州八王子丘陵ファントレイル in OTAの前にトレランの練習会に参加してみました。5月とも思えぬ暑い日でした。

練習会に参加したわけ

初トレランレースより前に、レースで使うシューズで一度は山に行くか練習会に参加しておいた方がいいですよ、というアドバイスをいただいて、急遽e-moshicomで検索して見つけたレース前唯一の練習会でした。

この練習会を申し込んだ後、奥武蔵の峠走の試走に行って、トレラン区間をロードのシューズで少し経験しましたが、トレランシューズは未使用でした。トレランシューズをはじめて使ったのは近所のクロカン走的に使っている公園での2時間走です。

練習会当日

練習会はつくばエクスプレスのつくば駅改札で集合です。改札内と外にコインロッカーがあるので、着替え等の荷物をロッカーに預けました。

参加者は11名、男女ほぼ半々です。

練習会の対象は親子参加まで可能というゆるい設定でしたが、当日はUTMF完走者(この夏はUTMB参加予定)という凄い方もいらっしゃいました(練習コースの下見目的だったようです)。

バスで「筑波山神社入口」まで移動し、筑波山神社で安全祈願のお参りをし、駐車場で準備運動をしてスタートです。ちなみにこの日のバスはいつもと比べてかなり混雑していたそうです。

f:id:rungraph:20190527190612j:image

コースは下の地図のとおりで約7キロです。まずは下の地図の2(km)の数字のあたりの展望台(御幸ヶ原)に向かいます。

f:id:rungraph:20190527175033p:plain

コース

高度はStravaで記録したグラフを載せておきます。下の2.0kmあたりが展望台(御幸ヶ原)、さらに山頂(男体山)に登って一度展望台に降り、4キロ手前にある女体山に登り、あとは筑波山神社まで降りるというコースです。

f:id:rungraph:20190527175217j:image

登り

最初は参加者全員で登り始めましたが、参加者の脚力の差が大きく先行する3名+主催者から他の参加者が遅れ始めます。そこで3名を自分達のペースで登っていいことになり、主催者は他の参加者に同行することになりました。私は先行する3名に入っています。(UTMBフィニッシャーの方と最近初マラソンだった方と私です)

なお勾配が急でとても走れません。ところどころ少し平坦なところを短く走る以外は歩いて登ります。3人で時々話をしながら、すれ違う登山者と挨拶したり声を掛けたりしながら登っていきました。小さなお子さんのいる親子連れや赤ちゃんを背負って登る方までいます。

先行3名のうち明らかに私が一番息が上がっています。おそらく展望台までの行程の中程だったと思います。お二人についていくのを諦めて自分のペースで登ることにしました。(UTMFフィニッシャーの方においつけないのは当然ですが、最近初マラソンだった方の体力にびっくり!!)

一人になったのではきわすれていた手袋をザックから出しました。岩や木に手をついてよじ登ることも少なくありませんでした。

ようやく展望台に到着。3人で話をしたりしながら他の参加者の方々を待ちました。だいぶ長い時間待ったように思います。

全員集合して休憩してから、男体山の山頂に登りました。休憩時にペットボトルの水を買って、ソフトフラスクに補給します。水は500mLのソフトフラスク×2とスポーツドリンクを1本持ってきていました。

山頂にある男体山御本殿をまわり集合写真を撮って展望台に戻ります。

f:id:rungraph:20190527190650j:image

展望台の建物の屋上に上がって景色を満喫した後、女体山に登ります。

女体山山頂は大きな岩がならびその上から景色が大きく開けています。

f:id:rungraph:20190527190717j:image

登りはここまでで、ここからずっと下ります。

下り

下りも最初は全員で降り始めました。

途中の社?(名前を忘れました)に寄って、弁慶七戻りをくぐった後あたりからでしょうか。参加者毎のペースで集団が伸びてきました。

f:id:rungraph:20190527190739j:image

私は速いお二人について3番目で進み、私のすぐ後ろに他の参加者が続いていました。

下りは岩を降りるような険しい道が比較的多く、疲れてきた脚で足元を踏み外さないよう、枯れ葉が積もっているところでは滑らないよう気をつけながら降りるのは結構大変です。

そのうち前の二人との距離が離れてきました。平らなところを走ったり、前が渋滞している時に追いつきましたが、そのうちそれも出来なくなってきます。脚に疲労がたまり転ばないように気をつけるのが精一杯になってきました。

後ろについている参加者との距離があくことはなく、私は2番目の集団(一番人数が多い)の先頭を歩いて(たまに走れそうなところは走って)

後ろの方達といろいろ話をしながら(ぐちをこぼしながら?)一緒に降りていきます。道幅が広がってルートが一つに定まらないところは、それぞれ自分が歩きやすそうな経路を選び、二手に分かれては合流する、という感じて降りていきます。

この集団は私も含めて(たぶん)全員初心者なのであとどれくらい(の時間)でゴールに辿り着くかわからず、ガーミンをみながら残り標高が減っていくのをみながら降りていきました。

下り難しいですね。脚が疲れていなければちょっと走れるかもしれないところも、こわくて慎重に降りていきます。足元が比較的フラットなところだけ、楽しくちょっと走るという感じです。

左のシューズがちょっと脱げかけたりしました。(本当はここで紐を締め直すべきですが怠っていました)

来週の上州八王子丘陵とはコースの感じが違うのでしょうが、もし同じような感じだったら、下りもほとんど走れないだろうなぁと思いながら進みます。

持参した食糧もほとんど食べておらず、一旦休んでもいいかなぁと思いつつなんとなくタイミングをはかりそびれていたところ、他の方が「ちょっと休みませんか」と提案してくれて助かりました。コースの邪魔にならず休めそうなところをみつけ(下りルートは上りと違い人はまばらでしたが)、おにぎり休憩です。

おにぎりを食べながら楽しく雑談をしながらしばらく休みましたが、後続(残りの2、3名+主催者)は追いついてきません。

一休みできたので、再スタート。脚もやすまってちょっとペースが上がります。左のシューズがゆるいのを思い出し一旦停まって紐を締め直します。そこを速いランナーさん(参加者でない方)が追い越していったので、走りやすい区間だけちょっとペースを上げて走ってみました。

このあたりから比較的、地面が平らだったり走りやすいゆるい階段だったりに変わります。もうゴール(筑波山神社)が近いと判断して、後ろの参加者との距離はあまり気にしないでペースを少し上げることにしました。

林を抜けたところでアスファルトの道路に出て、先行したお二人のうち一人が待っていました。(お二人はもう少し先に行ってみて、一旦戻ってきたそうです)

筑波山神社の近くまで移動し、主催者と残りの方を待ちました。

全員揃ったところで、少し移動しストレッチ等をして解散です。

f:id:rungraph:20190527190813j:image

まとめ

登りは早い内から心拍数が上がり170bpmを越えていました。来週は今回の3倍以上の距離があるので心拍数をモニターしながら登りのペースを加減した方がいいかなと思いました。

下りはなにしろ険しくてほとんど走れず。来週はもうちょっと私でも走れるコースであることを願うばかりです(安全第一なので無理はしないつもりですが)。奥武蔵の試走の時に少し走ったトレイルのコースは(わたなべさんについて走ったからかもしれませんが)それなりのペースで走れたので、同じ下りといってもコースによって随分違うなぁという感想です。

下っている時は脚がつかれて、立ち止まると膝が少し震えるくらいだったのですが、走り終わってみると脚へのダメージはあまり感じません。もう1周しろと言われたら(時間があれば)出来る気はします。ハーフマラソンの方がダメージがありそうです。

事前の想像とは異なりほとんど走れる区間はありませんでしたが、いろんなレベルの参加者のみなさんといろいろ話が出来たのも楽しく(UTMFフィニッシャーさんからは学ばせていただきはげみにすることも多く)、奥武蔵の時とは違ったタイプのトレイルを経験できたのはとても有意義でした。

きっと来週の上州八王子丘陵ファントレイルのコースは、どちらともまた違った風なんでしょうね。ロードのレース以上にバリエーションがあるのもトレイルの楽しみなのかもと気がつきました。

あと自然の中、山の上からの眺めなど気持ちがいいですね。

来週の本番が楽しみです。