SHIBUYAスローランというイベントに参加してきました。
イベントの内容
runningweek2019-04.peatix.com上が公式サイトで、下に概要を引用します。無料のイベントです。
2019/6/1~9は Running Week 2019 。
Runnning Week 2019のリーディングエリアとなった東京・渋谷を中心に、各地でさまざまなランニング関連イベントが開催されます。
>Runnig Week 2019について、詳しくはこちら
◆スローラン in 代々木公園〜絶対時間チャレンジ〜◆◆
誰が一番“速い”のかを競うのではなく、誰が一番“ちょうど”でコースを走れるかを競うランイベント。指定されたコースを事前に設定した時間“ぴったり”でフィニッシュすることを目指します。時計やタイマー機能のあるものは使用禁止。自分の体感時間のみを頼りに走ります。
Running Week in Shibuya 2019では、渋谷キャストをスタートし、主に代々木公園のランニングコースを走りフィニッシュする特別コースで開催。代々木公園までのジョギングに加えて、約3kmを指定時間ちょうどを目指して走っていただきます。
6月8日(土)と6月9日(日)にそれぞれ2回ずつ行われました。
コースは主に代々木公園内の内側の周回ルートで、距離は2.6km、「事前に設定した時間」は18分、21分、24分のどれかから受付時に選びます。
ふだんあまりランニングに親しんでいない人でも参加できるように、という趣旨なのだと思いますが、残念ながら事前の告知があまりうまくできておらず、参加者人数はちょっと寂しい感じです。私(と妻)が参加した土曜日の2回目は参加者8名でした。(うち半分くらいは関係者に声を掛けて参加してもらった感じの方)
告知がうまく出来ていないなぁと思ったのは、参加者が少なかったからだけでなく、ふだん接しているマラソン系の情報ソースでもこのイベントの情報を見かけず、マラソンクラスタの人達の間でも全く話題になってなかったというのも理由です。
受付から会場への移動まで
渋谷キャストで受付して15:30に集合し、16:00に引率された代々木公園に移動、16:30スタートというタイムスケジュールです。
が、これが現場に行って受付をしてスタート直前の説明ではじめて分かるのです。マラソンなどではエントリーサイトに書いてあるようなことですよね。事前に分かっているのは集合場所、集合時間と終了見込み時間だけです。
渋谷キャストで受付し、計測タグ付きのゼッケンと参加賞をもらい、荷物を預けて外に出ました。外にはスタートゲートが設置されています。
代々木公園に向けて出発する16時に川内優輝さんのトークイベントがあるようです。(なんでそういう時間にするかなぁ。残念。)
外のどのあたりで何時まで待てばいいか案内もなく、15:30集合なのでとりあえずその時刻までは時間をつぶそうと、アシックスのブースでGEL KAYANOの試し履きをしたり、MEDIFOAMのブースで足の計測をしたもらったりしました(試し履きをしようと思っていったら計測だけで終了)。
そうこうしているうちに川内優輝さんがやって来るのを目撃しました。
15:30頃に一旦集合し、全員集まったところで16時前(川内さんのトークイベントのはじまりと重なるので少し前倒して)に代々木公園に向かいます(川内優輝さんが建物から出てくるのを視界に入れながら)。スタッフのみなさんの盛大に見送りされました。(川内さんのトークイベントがあるから邪魔者のように早めに送り出されるのではなくて、川内さんにちょっと送り出してもらうとかそういうちょっとした配慮があればわざわざここスタートにする意味もあるし参加者もうれしいのに)
会場の代々木公園までそこそこ距離があります(集合場所とコースが離れている理由が不明)。週末でもあり一般の人混みの中を参加者を引率するのは(今回は少人数だからその点では良かったですが)大変そうです。途中でスローランの最初の組とすれ違いました。
スタート準備からゴールまで
代々木公園にもスタートゲートがあり、ここに計測タグでタイムが測れるようにセンサーが敷いてあります。ゴール時の写真を自動的に撮影するカメラも設置されています。(参加者の人数に対して豪華な装備です)
到着してひととおり競技の説明を聞いた後は16:30まで少し時間をつぶします。
16:30にスタート。代々木公園内のコースは要所要所にスタッフが立っていて迷うことはありません。
目標21分を選んだのでキロ8分ちょっとのペースで走ればいいことになります。ふだんそんな遅く走ることはないのですが、いつもウォームアップの最初はほぼ歩きに近いペースでキロ8分台なのを思い出してそのペースに検討をつけて走りました。
他の参加者達は先に行ってしまったので18分なのかなと思っていました。特にお一人は前に行ったグループよりさらに先を走っています。
ペースを落としているつもりでも上がり気味になるはずだと考えて、意識的にペースを落として走りました。
2周目を半分走ったところで、誘導しているスタッフの方が「もうちょっと速いとちょうどいい感じです」と教えてくれました。教えるのありなの?と思いながらも「もうちょっと」と言っても秒単位なのか分単位なのか分からないよねと話をしながら、少しペースを上げて走ります。
下の写真(動画から切り出し)の赤いシャツが誘導するスタッフです。周回コースを終えてゴールに向かう道です。
ゴールしたところで、他の参加者と話をしたところ、全員目標21分だったことが分かりました。私達より速いグループは私達をみて「速すぎたか」と思ったようです。
ゴールした瞬間は自動的に写真撮影されています(あとでアプリ経由でダウンロードできますが、この案内を忘れていたようで、帰宅してから問い合わせて方法が分かりました。アプリで表示される写真をダウンロードする方法もわかりにくい...)
ゴールゲートの下でみんなで記念撮影をして(この写真はアプリで見つけられなかった)、ふたたび引率されて渋谷キャストに戻りました。
渋谷キャストへの戻り道に、参加者の中でいちばん速そうな(ふだんからマラソンをしていそうな)方と話をして、これがとても楽しく有意義でした。
表彰等
渋谷キャストに戻って記録の発表、表彰がありました。
私達の記録は23分ちょっと。2分以上指定時間より遅れてしまいました。ペースでいえばキロ8分55秒くらい。ふだん走っていないペースは難しいですね。
優勝したグループ(個人個人の記録ですが一緒に走るので同じ記録)は、1分以内の誤差、一番速い方は確かキロ5分台のペースだったと思います(ハーフマラソンの記録が私より10分くらい速い方です。ふだんのランニングの感覚で走ればそうなりますよね)。
その後、参加者全員にビール(かノンアルコール)が振る舞われて解散です。
感想
スタッフはみなさんフレンドリーで親切で、スローランのイベントも楽しいものでした。
それだけに、上にいろいろ書いたようないろいろな点についての準備不足が残念でした。もっと大勢の人が楽しめるイベントだと思います。おそらく今回が初めてで、かつマラソン等のイベントを運営したことがない人達によって運営されたのだと思います。
来年も開催されるのであれば、もっと大勢の方に楽しんでもらえるイベントにできると思います。