ラン×グラフ

ランニングしながらグラフを更新するブログ

ケガから最近の生活まで

今年は年明けにぎっくり腰をやって、ハイテクハーフマラソンはDNS、ぎっくり腰完治直後の勝田全国マラソンは連中ほぼゼロのため後半歩いて完走。

その無理がたたってか左足裏近くにちょっと痛みが出てしまい様子みてもすっきり治らないので、いつもの治療院でアドバイスもらって完治しました。

青梅マラソンを心拍数管理で走って下りをいいペースで走ったら別の箇所に痛みが出て、再度様子みてやっぱりすっきり治らないのでいつものところに行って、原因を特定していただき(腸脛靭帯炎ではなくて安心)、ぼちぼち復帰してきました。

UTMFの試走におつきあいさせていただいたり、奥武蔵マウンテンオリエンテーリング(OMO)に参加したりして、4月に入って少ししてようやく痛みも張りもすっきり無くなりました。

その間にエントリー段階で本命レースにしていた古河はなももマラソンは新コロナ問題で中止、サポートをする予定だったUTMFも中止、初のウルトラマラソン挑戦予定の戸田・彩湖ウルトラマラソンも中止、トレラン最長に挑戦予定のスパトレイルも中止。

走れるコンディションになった時にはレースは消え去っていました。(まだ、妻と一緒にエントリーした小布施見にマラソン、トレイルランナーズカップ静岡は残っていますが)

新型コロナ問題

そして社会はレースどころではない緊迫した事態になっていました。

新規感染者がどんどん増えていき、死者も増加しつつあります。事態がどうなっているか報道だけでは正確さを欠くので自分でグラフを作って把握に努めたりしています。

医療崩壊しかかっている一方で観光業、飲食業だけでなく、多くの産業で経営が厳しくなり、中小企業や非正規雇用には大きなダメージが生じています。学校の閉鎖に伴う影響もいろいろな意味で大きいようです。

妻の在宅勤務は2週目に入ります。私も徒歩通勤、ひとりオフィス、帰宅ランという事実上のリモートワークです。日常の最低限の買い物と週末もランニングだけですが、うちは現時点では比較的影響が少ないのと思います。

社会への影響を考えると、一度失われた事業(日常利用していたところからリクリエーションで利用していたかもしれないものまで)や雇用はパンデミックがおさまったとしても元にはもどらないでしょう。

また感染者数を押さえ込んでも再拡大を防止するためには、以前のように自由に行動したり集まったりすることが難しい長期戦に何年も取り組まなければならないと思います。

「8割削減」がうまくいって押さえ込めても長期戦。うまくいかなかったら医療機関のキャパシティを大きく超える惨事になるのは、他の先進国で既に起きていることですね。

政府の「補償、支援」が拡充されたとしても、経済的に大きな影響を受ける人と比較的軽微な人の格差は大きいのではないでしょうか。

パンデミックを抑えるために国の統制が必要で、個人の移動の情報などセンシティブな情報も国によっては活用され日本でも検討されているようです。国と個人のあり方も大きく変わらざるを得ないだろうと思います。

今の困難を乗り切るための努力、そして新コロナ後のいままでとは違う世界に希望を持って備えていくことが必要な時期だと思います。

終戦直後、多くの人が敗戦にうちひしがれる中、石橋湛山が1945年月25日に、論説「更正日本の進路〜前途は実に洋々たり」とする先見的な見解を述べたのを思い出しました。

感染による犠牲、経済的、社会的な犠牲が少しでも少なく、新コロナ後の世界を迎えられるよう日々乗り切っていきたいものです。

またマラソン、トレラン等に楽しく挑戦し、家族や友人と三密な時間を過ごせる日を楽しみにしています。