キミノさんの一昨日のこれを読んで思い出しました。最近、私は左膝が弱いのを痛感しているのです。
ランニングをはじめた最初の頃、膝痛と戦っていた時期がありました。
10キロしか走っていなかった2017年の2月頃、はじめて20キロ走に挑戦して難なく走れたことに気をよくし、毎週土曜日に21キロ走って膝を痛めたのが最初です。この頃は両膝でした。
その後、同じ年の5月頃に再発して、スポーツ整体に行ったり、整形外科に行ったりしてもすぐにはよくならず、それでもうまくつきあっていけるようになり、階段で左膝が痛いことがあってもランニングには支障がないようになりました。
去年の後半あたりからスクワットを始めてからは日常生活やトレランの山の登りでも痛みに悩まされなくなり、すっかり克服した気でいました。
2020年が明けて、大迫選手がアプリで配信しているGOMIトレをやってみて、あらためて左膝が弱いことに気がつきました。
具体的には四つん這いになった状態からつま先で体重を支えて膝を浮かせ、その後、片足ずつ挙げるというメニューがあるのですが、この時に支える方の脚の膝に力がかかります。
左で支える時の膝への負荷がとても大きく、すごく慎重にやらないと痛むのです。右で支える時には特段負荷を感じることすらありません。
原因は分かっています。1998年の自動二輪車での自損事故です。この時は気胸になって1週間入院しその後もしばらく仕事を休むことになってしまいましたが、他にも骨折が数カ所と左膝の裂傷?があり大きく縫うことになりました。そのためしばらく右足に頼った生活が続き、脚の太さが左右違うのが一目見て分かるくらいになっていました。しゃがんだ姿勢から右足だけで立ち上がれるようになっていました。
この時に左膝を縫った後は縫い目が10年以上はっきりとわかるくらい傷跡として残り、今でもぼんやりと傷跡が分かります。日常生活で意識することはあまりありませんでしたが、冬になると時々痛むことがあり「これがあるからマラソンなんてできないなぁ」と、マラソンする気はかけらもないのに思っていたものでした。
この傷で膝が弱くなっている(筋肉だか筋だかが切れている?)のと、一時期左右の脚の筋力差が著しく異なったことが、今の左膝の弱さの原因になっているものと思われます。
自分で思っていたよりも左膝で身体を支える能力が劣っていることに気がついたので、今後は左脚の筋肉を重点的に鍛えるようなトレーニングを行いたいと思っているところです。(まずはぎっくり腰が完治してから)