ラン×グラフ

ランニングしながらグラフを更新するブログ

足裏しびれ問題その後-モートン?

前回の記事「足裏しびれ問題」のその後の経過です。

経験者やラン友からのアドバイス(ありがたい)

前回の記事(3月25日)のコメント欄に、スポーツ整形で初期のモートン病と診断されたという方より症状が似ている、というコメントをいただきました(3月26日)。

「モートン病???」初耳だったので検索してみたところ、いろいろと心当たりのある症状が書いてありました。

悪化すると痛みがあるようですが、私はまだしびれの段階のようです。

シロウト診断はしたくないので、分かるところに見てもらおうと思い、スポーツ整形をやっていそうなところを中心に検索してみたのですが、どこがいいか正直よく分かりません。(対処方法などもいろいろ見つかりました)

どこに行こうか迷っているタイミングで、コメントいただいた方とへ別の方でモートン病と診断された方に声を掛けていただきました(3月26日)。その方と私の共通の友人から紹介されたというところ(整形外科ではありませんが)で診てもらっているとのこと。

診断と対策

その後、その共通の友人から紹介していただき早速週末(3月30日)に行ってきました(事情を聞いて、そこのサイトをみると頼りになりそうな感じ)。

 結論としては限りなくモートン病の疑いが強いという判断でした(シューズをもっていき、症状をくわしくみて聞いていただいて、確定診断はしないもののまず間違いなさそう)。

いろいろとアドバイスをいただきましたが、詳細は省きます(何が必要かは個人や症状によって違うはずなので)。

直接的な対処としては症状が出ている方のシューズのインソールの屈曲位置がおかしくなっているということで、次のシューズまでの応急措置としてインソールの強化と、横アーチが低いのでそれに対応するための加工です。あとシューズのヒモの通し方、結び方についてのアドバイスでした。

横アーチを支え衝撃が問題の箇所にかかりにくいようにするのと、紐の結び方を変えることで足先を締めすぎないようにする、というのが要点と理解しました。

走ってみた(対策不十分)

早速、その日(3月30日)の午後に走ってみました(40分ジョグ+ウィンドスプリント3本)。ただし紐は元のままです。3キロ過ぎからわずかにしびれ始め、一度休んでから再度走ったのですが6キロくらいから再度しびれて、40分ジョグの後にはかなりしびれがつよくなっていました。

シューズを脱いだ時の実感からして、締め付けがまずいのだと感じ紐の通し方をその場で直しました。(その後、ウィンドスプリント3本)

紐を直してから走ってみないと判断できないとは分かりながら、このままフルマラソンを走れなくなる可能性があるんじゃないかという漠然とした不安に気持ちが落ちていました。

気持ちが落ちつつも同時にこの心境を自分で客観視していました。これまでに経験していなかった症状で必要以上に不安感を大きく感じているのがわかります。膝を痛めたばかりのころにもそんな気持ちになったのを思い出しました。(膝はランニングにもレースにも支障がない程度に今はコントロールできています。)

走ってみた(フル対策後)

翌日(3月31日)はかすみがうらまでの2週間前の20キロ走。レースペースより5秒速いペース走です。紐の締め方に気をつけただけでなく、問題の箇所の神経が圧迫されないよう足の指をひらく(パーにする)感じを保つよう気をつけながら走ったところ、5キロ過ぎても10キロすぎてもしびれませんでした。

足の指をひらくことを心がけようと思ったのは、以下の説明のように神経が骨によって圧迫されることを軽減すればよいのでは?と思ったからです(「モートン病」で画像検索するとよくわかります)。シューズの紐の締め方を変えるのもそれが目的というわけです。

モートン病は、足の指の付け根部分の神経が、骨と骨に圧迫されて炎症を起こした状態です。足の人さし指にあたる第2指と第3指、または第3、4指の間は骨の間隔が狭いため、発症しやすい部位です。

12.5キロあたりでようやくしびれを感じましたが、引き続き「足指をパー」を意識したところ、しびれは強くならず20キロを走り終えました。

 ※「足の指をひらく感じ」(足指をパー)はフォームに影響して、他のところに影響するかもしれないので、普通に走った方がいいそうです。(4/6追記)

今後のこと

これで、かすみがうらマラソン(4月14日)は予定通り3時間45分切りを目指して走れそうです。

落ちかけていた気持ちも軽くなりました。

かすみがうらマラソンの後は、状況をみながらレースも練習も加減して、長く走り続けることを目指したいと思っています。(トレイルランでは症状は出にくいそうなので、トレイルシフトもありかなぁ、などと考えながら。)