ラン×グラフ

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オリエンテーリング ジュニアチャンピオン大会

多摩オリエンテーリングクラブのジュニアチャンピオン大会に参加してきました。

私は山のオリエンテーリング、それもトレイルから外れたルートを自分で考えて走るオリエンテーリング面白そう!が、オリエンテーリングをはじめたきっかけです。

過去2回参加したレースはいずれも完走できず(2019/12の1回目は間違えたCPに気がつかず、2020/3の2回目は2つ目のCPにたどり着けず)未だ完走無しです。

それ以来、オンラインと現地の練習会等に参加してナビゲーション能力を上げてきました。

次こそはトレイルを外れたクラスで完走を、と思いましたが、まずはNクラスで完走して達成感を得ましょうとのアドバイスをいただき1段ずつ進むことにしました。(練習会ではAクラス大丈夫ですよ、というご意見もいただきました)

 

ちなみに、オリエンテーリングのクラスは以下のように分かれていて、さらに年齢や男女で細かく分かれています(参考:用語解説 – 日本オリエンテーリング協会)。過去2回参加したものは1回目はNクラス、2回目はエリートとビギナーの間のレギュラークラス(A~B?)でした。

E=エリートクラス(最高難易度)高度なナヴィゲーション能力が要求されます。参加するには大会での実績が必要です。
A=経験豊富な人のためのクラス。道から外れて地形を読むことが要求されます。
B=ある程度経験がある人のクラス。道から少し外れたところにコントロールがあります。
N=初心者のためのクラス。道を確実にたどれば回ってこられます。

 

今回は19歳以上の男性個人のMNクラスでのエントリーです。同じクラスにエントリーしたのは4名でした。(WNも合わせると7名)

結果としてはMNで1位、WNを合わせても1位で、賞品?記念品?をいただきました。

 

内容としては、レース経験が少ないことからの凡ミスがあり、2レッグ(CPからCPへの移動をレッグといいます)でタイムを落としてしまいました。

1つ目は今回の中で一番長いレッグの後半で、正しいルートを走っているのに、コンパスが違う方向を指しているように見えて間違えたかと思って少し戻って確認したところです。

地図、ディスクリプション(CPの説明が書いてある小さい紙)、コンパス、E-カードと手に持つものが多く、地図上とコンパスの持ち方がよくなかったのと、間違えたかもと思った時に止まって地図を正置して方位を確認しなかったのが原因でした。(走りながらのナビゲーションの経験が少ないので、冷静な判断ができていなかったというのもあります)

2つ目は谷底のCPから尾根上にある次のCPに向かうときに、思い込みで180度違う方向の尾根に向かう道を探しかけてしまったことです。あれ?と思い落ち着いて地図を正置して気がついたのですがタイムロスになりました。

思い込みに陥らないよう方位を意識しコンパスを確認することと、CPに到着した段階で次のCPの方向を意識することが必要でした。

 

Nクラスだったからこそ走らなければという思いが強く、走りながらのナビゲーションになれていない上にCPは道上にあるからと、少し丁寧さに欠けていた側面もあったように自覚しています。(結果としてコースロストをしなかったのは不幸中の幸いでしたが)

 

ゴール後、リアルタイムでサイト上に結果が(合計タイムだけでなく、レッグ毎のタイムなど詳細も含め)表示されていきます。しばらくして自分が1位でゴールしたことを確認できました。

完走した満足感、達成感、4名とはいえ1位になった喜びよりも、しなくてもよかったはずのミスをしたことの後悔が上回っていたような気もしますが、完走できない経験を繰り返すよりもよかったとは思います。

 

終了後は自分のレースの振り返り、他のクラスの方のレースの振り返りを聞いたり、アドバイスをいただいたり、上のクラスの地図を見せていただいて、自分なりにルートプランを立ててみたり、オリエンテーリングなりの時間があるのも楽しみの1つだと実感しました。

 

今度の土曜日には富士山麓の特殊な地形でのオリエンテーリングに参加します。

そしてその次のエントリーの機会にはBクラス、Aクラスと、ステップアップしていきたいと思います。

 

オリエンテーリングの世界はマラソンやトレランと文化があり、まだ勝手の分からないことばかりですが、先輩方に教えていただいて楽しめるようになりつつあります。