マラソンもトレランもエントリーしていたレースが全て無くなって、ふだんのランニングのモチベーションも落ちていたタイミングでの開催情報に飛びついてエントリーしたレースがOSJ安達太良山トレイル50K(今年は43km)です。
エントリーした理由
この難しい状況の中、感染対策だけでなく、地権者、地元自治体、環境省と交渉して合意を得ないとトレイルを使ったレースは開催できません。主催者、地元の方々、関係者のみなさまにはほんとうに感謝するばかりです。
これまでなら自分にはまだ無理だなーと判断してエントリーしていなかったかもしれないレースですが、今回はコースマップも見ず、難易度も調べずに勢いでエントリーしてしまいました。
6月開催予定で中止となったSPA TRAILのエントリーがだいたい同じくらいの距離でしたが難易度は全然違いました。しかもそのSPA TRAILも自分としてはかなり思い切って挑戦したつもりだったのです。
レースが近づき、大変そうなコースであることが分かり、2周(43km)のうち1周(33km)を制限時間にこだわらずにマイペースでまわろうと考えていました。
去年の6月の初トレランレースから数えて5本目のレースです。
前日の現地入り
前日に岳温泉のあだたら体育館で受付があるので、新幹線で福島まで移動し、レンタカーで現地入りしました。コロナ対策で自家用車かレンタカーの利用が推奨されていたので、当日は宿からスタート地点のあだたら高原スキー場までレンタカーで移動する計画です。
岳温泉に到着する前あたりから雨が降ってきました。民宿・和楽荘に車を駐めて、チェックインし受付のある体育館に向かう頃には雨はかなり激しくなっていました。受付時刻はゼッケン番号毎に決められていて、密にならないようになっています。受付では私の前に1人しか並んでいない状態です。宿に歩いて戻っただけで靴下がかなり濡れた状態となってしまいました。
散歩もままならないので、部屋でゆっくり過ごし、夕食をいただいてお風呂に入って、翌日の準備をしたら20時には就寝しました。
食事は広い座敷に2組、別の部屋では別の宿泊の方が食事をしていたので、これも密対策でしたね。宿の方は感じのいい方で、食事もおいしくいただきました。
当日スタート前
当日は3時起床、4時半前頃に宿を出て、車でスタート地点に向かいます。駐車場は一般のハイキング、登山の方の邪魔にならないよう、スキー場よりちょっと離れた場所が指定されています。暗くてよくわからなかったので、カーナビに従って一旦、スキー場まで行ってから指定の駐車場に戻りました。まだあたりは真っ暗です。
会場について友人をみつけ、SNSつながり、はてブロつながりの人達にも出会いました。(TOMSAI(id:TOMSAI)さんのレースレポにはてブロの幟を前にした集合写真が。当日はありがとうございました。)
そうこうしているうちに明るくなってきました。雨も上がり好条件です(と思ったのはこの時だけ)。
スタート
スタート時間が近づき、スタートゲート前に並び、スタートセレモニーがあり、いよいよスタートです。
私は実力的に最後尾に違いないと思い、ほぼ最後尾に並びました。(結果は1周の関門時刻を大幅に過ぎた11時間41分後にフィニッシュゲートをくぐった段階で後ろに数人しかいなかったので正しい予想でした...)
スタート直後の列を進んでいくと、昨晩の雨で泥だらけで滑りやすくなり、そのために渋滞の待ち時間が長くなっていることがわかりました。
後ろを振り向くと10人もいないくらいの最後尾で、のんびりいくことにしました。