ラン×グラフ

ランニングしながらグラフを更新するブログ

古地図を使って街を走る

2020年8月2日に妻と 東京湧水めぐり をしてきました。

湧水めぐりがどういうものか、詳しくは↓これをご覧下さい。

www.teamajari.com

簡単に言えば、明治時代に作成された古地図上に表示されているコントロールポイントを巡るオリエンテーリングです。

ただし大会ではなくて、阿闍梨から購入した古地図を購入して、各自勝手に都合のいい時に巡って楽しむものです。

私はコロナ以来、人の多い道を避けていつもの帰宅ランを外れた裏道を適当に走っています。

週末はコースを決めずに、方位と地形と幹線道路、線路、必要なら地名もめやすに、距離の検討をつけながら走っています。

古地図による湧水めぐりは、ちょうどこの最近の習慣に近いのです。街中を地形や方位を参考に走ります。ただし道路は今とは違いますし、鉄道もありません。古地図上に示されたものと現在の状況の対比を想像しながらルートを決めます。

自宅から比較的近いテレインの地図を購入しました。直線距離では10キロちょっとのものです。

8月に入って暑くなった日でしたが、昼過ぎには帰宅できるだろうと検討をつけて午前中にスタートしました。

暑い日だったのと、妻と私ではだいぶ走力が違うので、ゆっくり進み、時折スーパーやコンビニで冷たいものを買って冷却しながらまわりました。

比較的簡単に見つけられるコントロールポイントもありますが、2箇所は大きく間違えてしまいました。

常にコンパスを見ていたつもりにもかかわらず、後で見返すと方位をしっかり確認していなかったことが分かったところが1箇所、昔の道路と今の道路で似ているようで、最後の方の距離が違うところが1箇所です。

一度、自分の場所が分からなくなった時に、どう復帰するかもポイントだったように思います。

結果として回り終わるまでに5時間半くらい、25キロくらいかかりました。妻はハーフマラソン(歩きを含めて完走)がこれまで最長だったのですが、これを超えて最長記録となりました。

私にとってはペースがゆっくりで歩きも多かったので、ロング走にはなりませんでしたが、暑い中、長時間動き続ける練習にはなったかと思います。

 

山でなくてもナビゲーション楽しいですが、やはり次は山でチャレンジしたいです。オリエンテーリングは密になりにくいランニングイベントなので、マラソンより早いかも。